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大学院理工学府の若井明彦教授を代表とする研究課題が「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(防災)」採択されました

[CATEGORY] 受賞?成果等, 新着情報 [tag]

大学院理工学府の若井明彦教授を代表とする研究課題が、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)とJICA(独立行政法人国際協力機構)が共同で実施している比分365_球棎足球比分-【唯一授权网站】@7年度「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に条件付き※で採択されました。

今回採択された研究テーマは「広域?高精度土砂災害シミュレータを活用した早期警戒システムのデジタル化と対策工の費用対効果の可視化」です。本研究では、ベトナムを対象に、高密度気象レーダーを活用した高精度な土砂災害シミュレータを開発し、表層崩壊や土石流の予測精度を向上させます。この成果により、住民一人ひとりのニーズに対応した避難行動を促す早期警戒システムを構築し、社会実装を目指します。また、衛星データや現地観測を活用したリスク評価と長期的な防災戦略策定に役立つ基礎資料を提供します。

具体的には、(1)Xバンド気象レーダーと衛星リモートセンシング技術による高精度観測、(2)植生や土地利用を考慮した新たな土砂災害シミュレータの開発、(3)防災アプリの開発による政府と住民間の情報連携強化、(4)災害リスクの可視化と防災対策の効果評価手法の確立、さらに次世代防災リーダー育成プログラムの実施に取り組みます。

本プロジェクトは、日本とベトナムの研究者、行政、技術者が産官学連携で進める国際共同研究です。この研究成果は、ベトナムの災害対応能力向上だけでなく、モンスーン地域全体への早期警戒システム(EWS)の展開や国際標準化にも貢献することが期待されています。また、本学は次世代防災リーダーの育成と技術移転を通じ、災害に強い地域社会づくりに貢献していきます。群馬大学は、長年の研究蓄積と国際的なネットワークを活かし、地球規模の課題解決に向けた先駆的な役割を担います。

【研究課題名】
広域?高精度土砂災害シミュレータを活用した早期警戒システムのデジタル化と対策工の費用対効果の可視化

【代表者】
若井 明彦(大学院理工学府 教授)

【主たる共同研究者】
東京都市大学 教授 佐藤 剛
埼玉大学 准教授 越智 貴子
株式会社地球システム科学 代表取締役 小池 徹

【主な相手国研究参画機関】
トゥィロイ大学、ベトナム農業農村開発省、フエ省灌漑局、情報通信局、FPTソフトウェア

※条件付き採択:今後、外務省による相手国政府との実施に係る国際約束の締結、相手国関係機関との実務協議による合意を経た後、正式に共同研究を開始するため、現時点では「条件付き」での採択となります

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